上川隆也主演のテレビ朝日系ドラマ「遺留捜査」(木曜午後8時)の第2話が21日に放送され、平均世帯視聴率が7・4%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・0%だった。

遺留品にこめられた最後のメッセージに耳を傾け、被害者の思いと事件の真相に迫る糸村聡刑事(上川)の活躍を描いた人気シリーズの第7シーズン。テレ朝の看板ドラマ枠「木曜ミステリー」は今作の放送で終了となる。

第2話では…。

防災ベンチャー企業「京都レスキューサービス」の社長・吉原弘樹(阿部亮平)が殺害された数日後。副社長・星野菜美(佐津川愛美)の父・一男(中原丈雄)が自宅で死んでいるのが見つかった。

糸村は、現場に残されていた手作りのキャラメルに興味を抱くが、甘さの中に苦みが広がる絶妙な味わいにビックリ。なんとワサビが使われていたのだ。

現場には、吉原社長を殺害したのは自分であり、すべては菜美を思ってのことだったと記した遺書が残されており、罪の意識にさいなまれた一男が自ら毒物を飲んで命を絶ったと思われた。しかし、糸村が見つけたある物証から、何者かが吉原社長殺しの罪をきせた上で自殺に見せかけて一男を殺害した可能性が浮上。特別捜査対策室のメンバーは連続殺人として改めて捜査を開始する。

ところがその直後、一男がひた隠してきた衝撃の事実が発覚する。糸村はキャラメルに使われていたワサビを手がかりに、連続殺人の真相、そしてその背後に秘められていた事件の存在を突き止めていった。