NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の7月29日に放送された第80話の平均世帯視聴率が15・9%(関東地区)だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第35話の17・2%だった。平均個人視聴率は8・8%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」を歌う。

あらすじは、暢子(黒島結菜)は和彦(宮沢氷魚)の母重子(鈴木保奈美)に、おいしいお弁当を作って持っていく作戦を続けていた。そして和彦は手紙で重子に思いを伝える。

沖縄では良子(川口春奈)が暢子の苦労に刺激を受け、自分のことをなかなか認めてくれない夫の博夫(山田裕貴)の家族に、ウサンミ料理を持って再び向かい合う決心をする。そんな良子の姿に博夫も心を固めて、実家に乗り込む。良子、博夫の必死さは家族に伝わり、認められる。

あくる日、暢子が勤めるレストラン・フォンターナに、かつての暢子の同僚、矢作(井之脇海)が現れる。