米俳優トム・クルーズ(60)の最新作として5月27日に日米同時公開された主演映画「トップガン マーヴェリック」(ジョセフ・コシンスキー監督)が、公開65日目の7月30日時点で興行収入(興収)100億円を突破した。

配給の東和ピクチャーズが1日、発表した。7月31日までの累計興収は101億3036万3030円、動員は642万342人。実写映画が興収100億円を突破するのは、19年の「アラジン」以来で、クルーズの作品としては、03年「ラスト サムライ」以来18年ぶり2作目となる。

日本での興収100億円突破を記念し、新トップガンチームの俳優陣が挑んだ、3カ月のトレーニングの模様が特別映像として公開された。「36年ぶりに訓練を受けた」と笑うクルーズは、飛行訓練プログラムを自ら考案して現場をけん引。天地が分からなくなるほど回転する特殊装置を用いた水中訓練や、F-18戦闘機の搭乗に到達すべく段階を追ってG(ゲージ圧)が上がっていく飛行訓練では、何人ももん絶の瞬間が映し出された。見事に達成した俳優陣の、晴れやかな表情も印象的なメーキング映像となった。