SixTONES京本大我(27)が5日、東京・新橋演舞場で主演ミュージカル「流星の音色」に出演した。今月2日から上演予定だったが、公演関係者に新型コロナウイルス陽性が出て上演中止となり、4日にようやく幕が上がった。

同作で初めてミュージカル演出を手掛けたジャニーズ事務所の滝沢秀明副社長は「まずは無事に幕を開けることができてホッとしています」。一時は公演自体中止の可能性もあったという。「京本の『冷静に判断していこう』という一言で現場が動いたのを見て、すごく心強い座長になったなと思いました。大きくなった」と褒めちぎった。

新橋演舞場は滝沢が京本と出会った思い出の場所という。十数年前、舞台「滝沢演舞城」上演時に、父親の政樹(63)に連れられ、滝沢氏の楽屋であいさつした。滝沢氏は「そんな彼がここで座長をやっているのは不思議な感覚。彼にとっての代表作になってほしい」と笑顔。政樹は4日の公演を観劇し「思い出深いね」と回想していたという。

「流星の音色」は年に1度だけ橋が架かる、2つの星の王子と王女の初恋を描くファンタジー。真彩希帆、内海光司(54)新妻聖子(41)も出演する。音楽と主演の2役を務める京本は「本当に試行錯誤してきましたが、どんな時もブレずに導いてくださる滝沢くんとともに、すてきなラブストーリーに仕上がったと自負してます! 最高のキャスト、スタッフと共に劇場でお待ちしてます!」と呼び掛けた。【横山慧】