声優田村陸心(35)が5日、都内で、映画「雨を告げる漂流団地」(石田祐康監督)完成披露試写会に出席し、小学生を演じる難しさを話した。

同作は夏休みに「おばけ団地」に忍び込み、謎の海を漂流するひと夏の別れの旅を描いた、冒険ファンタジー。

小学6年生の男の子を演じた田村は「最初は苦戦していたんですけど、だんだん航祐くんになっていけたかな」と撮影を振り返った。

田村は自身の小学6年生時代を「とにかく目立ちたい…応援団長とかやったり、男子と混ざってなんかやりたい子でした」と笑顔を見せた。

同作で長編2作目となった石田監督は、同作のために団地に引っ越し、現在も団地の住人だと明かした。「結婚式の準備の最中に、団地を検索しまくって、結婚式の後に引っ越しました」といい、実際に住んでいる感想を「すてきです。窓を開けたら木があり、緑がある感じで、映画に出てくる景色はまさに自分が見ていた景色です」と話した。

声優瀬戸麻沙美、村瀬歩、石田監督も出席。

同作は9月16日から、Netflix全世界独占配信&日本全国上映予定。