4人組男性歌謡グループ「純烈」とダチョウ倶楽部によるユニット「純烈■(■は温泉マーク)ダチョウ(ジュンレツ オフロ ダチョウ)」が6日、NHK音楽特番「ライブ・エール 2022~明日への一歩~」(午後6時5分)に生出演し、初パフォーマンスを披露した。

そろいの衣装に身を包んだメンバーは、ダチョウ倶楽部のギャグ「ヤーッ!」であいさつ。司会の内村光良(58)から「新メンバー、歌大丈夫ですか?」と聞かれると、肥後克広(59)は「ドキドキが止まらない」と緊張の表情で話した。

歌唱曲は上島さんと親しかった有吉弘行が組んでいたコンビ、猿岩石の「白い雲のように」で、純烈リーダーの酒井一圭(47)が選んだという。酒井は「上島さんの後輩の有吉さんの名曲が真っ先に頭の中に浮かんだ。歌詞の中に宝物って出てくるんですけど、これ竜兵さんだよねって思っちゃって」と説明した。

歌唱前に寺門ジモン(59)は「竜ちゃん歌が好きだったから、一緒に歌ってくれていると思うんです」、肥後は「純烈とダチョウの明日への一歩、まさしくこれから一歩を踏み出すところです。『皆さんに、エール届け~!』です」とそれぞれコメントした。

司会の内村は「同期なので、駆け出しの頃はどこへ営業に行くにもダチョウと一緒で。いろんな思い出あります」としみじみ。メンバーはのびのびとした歌声を披露し、歌唱後は満面の笑みで客席に手を振った。内村はこの姿に「よかったよ~!やばかった」と漏らしていた。

ダチョウ倶楽部は、メンバーの上島竜兵さんが5月に61歳の若さで死去した。肥後は上島さんの追悼文の中で、新メンバーオーディションを行っていた純烈の名前を挙げ「二人で、純烈のオーディションを受けます。ヤーッ!」と宣言。このコメントを受け、酒井が公式ツイッターで「合格ですよ!推すなって? 推すなって? 純烈は推しますよ」と、トリオの恒例ギャグを用いながら反応していた。