KinKi Kidsが7日、東京ドームで、CDデビュー25周年イベント「24451~君と僕の声~」の最終日公演を開催した。フジテレビ系音楽バラエティー「LOVE LOVE あいしてる」でかつて共演し、堂本光一(43)剛(43)の2人にギターや音楽を教えたシンガー・ソングライター吉田拓郎(76)への感謝も伝えた。

拓郎は先月放送の同番組最終回スペシャルが最後のテレビ出演となった。この日のイベントでは光一が「花束を渡した時の拓郎さんの顔がいまだに忘れられません。我々にたくさんの影響をくださった方です。この曲も、今に寄り添ってくれる曲。拓郎さんと我々のことを歌ってくれている」と伝え、拓郎が作曲した「全部だきしめて」を歌った。

25年間で印象に残った出来事を聞かれると、光一は「2人きりのエピソードというよりは、そこには拓郎さんがいたりして。そういう光景を思い起こしちゃいますね。本当にくだらない話をしてる瞬間だとか、もちろんハワイにロケ行ったとか。毎週のようにお会いしていたので」と振り返った。「拓郎さんがおっしゃっていたのは、『僕はKinKiとしては見てないよ。剛は剛、光一は光一としてしか見ていない』って。それくらいよく見てくださっていた方なので」と明かした。