TRFのDJ KOO(61)が8日、都内で行われた著書「あと10歳若くなる DJ KOO流 心・体・脳の整え方」(PHP研究所)のお渡し会前に取材に応じ、6日に妻が路上で転倒して負傷し、救急車で搬送されたことを明かした。

買い物帰りに駐車場の縁石につまずいて頭から転倒したといい「肩甲骨と足の指と腕。包帯だらけになって」と語り「今日のお渡し会にも来る予定だったけど、娘が『今日は私がお母さんの面倒見ているからお渡し会に行ってきてね』と言われて。手術とかじゃないですが、骨折して」と心配そうに話した。

自身はこの日が61歳の誕生日で、ケーキでお祝いも受けた。著書は自身初の自己啓発本。5年前に脳動脈瘤(りゅう)を患ったことをきっかけに健康に気を使い始めたといい、著書でも60代を迎えた自身が実感しているえりすぐりのルーティンを54個紹介している。ほかにもミュージシャンやアイドルらとの交友エピソードも満載で「これまではDJのかっこよさとかが伝わるスタイルがいいのかなと思っていましたが、病気を経験して、みんなを元気にする、恩返しするということもしたいと感じた」と思いも明かした。

ここ数日は妻の代わりに洗い物をこなし、娘と買い出しに出かけたりする日々を過ごしているという。そんな妻からは著書について「押しつけがましくなくていい」と評価されたといい、娘にも「すごく読みやすい。思ったより文字が少なかった」と伝えられたと明かした。妻へは「この本をあらためて読んでもらって」とエールを送り「僕もまた新しいルーティンをこの本から学ばないとなって思っています」と笑顔をみせた。