NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の9日に放送された第87話の平均世帯視聴率が16・0%(関東地区)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第35話の17・2%だった。平均個人視聴率は8・9%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。

あらすじは、暢子は和彦(宮沢氷魚)と重子(鈴木保奈美)を再びフォンターナに招待するつもりだ。暢子が「おいしいものを出したい」と意気込んでいると、オーナーの房子(原田美枝子)は暢子に意外な提案をする。その頃、良子(川口春奈)は、なんと和彦の実家を訪ねていた。暢子と和彦の結婚に賛成してくれるよう、重子を説得するためだった。ところがそこにさらにもうひとりの人物が現れる。それは賢秀(竜星涼)だった。賢秀は「暢子をちゃんと見てやってほしい。大事な妹」と話すが、重子には伝わらなかった。