吉永小百合(77)が10日、千葉県内で行われた「第11回 戦争の記憶と記録を語り継ぐ映画祭」で核兵器の廃絶、禁止を訴えた。

太平洋戦争末期の沖縄戦の実話を映画化した、68年の主演映画「あゝひめゆりの塔」上映後に登壇。ウクライナに侵攻するロシアのプーチン大統領が、核兵器の使用を辞さない発言をしたことを踏まえ「ウクライナの人たちが苦しんで、つらい思いをしている。軍備を拡張するのではなく核兵器の廃絶、禁止を。原爆を2度も受けた国の私たちだから、みんなで声を上げなければいけない。ずっと戦後であって欲しい」と訴えた。