NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の11日に放送された第89話の平均世帯視聴率が15・7%(関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第35話の17・2%だった。平均個人視聴率は8・7%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。

あらすじは、暢子は、フォンターナで重子に懐かしい料理を振る舞い、やっと和彦(宮沢氷魚)との結婚に賛成してもらうことができた。それから半年後、フォンターナで暢子と和彦の披露宴が行われることになる。重子(鈴木保奈美)に加え、房子(原田美枝子)などフォンターナのスタッフ、優子(仲間由紀恵)ほかやんばるの面々、そして鶴見の三郎(片岡鶴太郎)たちがいよいよ一堂に会することになった。歌子(上白石萌歌)は熱が出たと言って、沖縄から智(前田公輝)も連れてくる。賢秀(竜星涼)は養豚場の豚の出産で欠席すると伝える。