体調不良による長期の治療の方針を明かしていた、漫画「HUNTER×HUNTER」で知られる漫画家の冨樫義博氏が16日夜、ツイッターを更新。

「色の仕事…。立ってやるしかないのだが枠線も立って引くしかない状況。10分同じ姿勢が無理なのでウロウロするしかない。しかない。」

と姿勢を保つことが難しい状況だと明かした。

冨樫は13日午後に更新したツイッターで「1コマ進めました。右手に力が入らず苦労しています。」と、体調不良の中、執筆に取り組んでいる現状を明かした。同氏は前日12日、ツイッターで「症状が改善せず、治療・回復に時間を大幅に割く事になりました。」と投稿。体調不良で治療を行うことを明らかにしていた。

さらに14日には

「台詞の清書を進めています」

15日にも

「No396…台詞清書完了。原稿を半デジタル化した事で負担が増えた気がする。」

セリフの清書を進めていると報告した。

「HUNTER×HUNTER」は1998年(平10)に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載を開始したが、しばしば休載し、12年~14年まで2年2カ月にわたって休載。さらに18年~現在まで、過去最長の3年半もの長期休載が続いてる。

冨樫氏はツイッターで「HUNTER×HUNTER」と書かれた原稿用紙に、円などを書き込んだ写真を投稿し続けている。12日も

「No399…背景効果指定作成中。」

と投稿したが、国内外から体調を気遣う声が相次いでいた。

13日の投稿後も、英語で

「休んでください」

「私たちは待てますので、全ての時間を先生のために使ってください」

など、体調を気遣う励ましのツイートが相次いでいる。