ヘンリー王子(37)とメーガン妃(40)が4日、チャリティーイベントに出席するため、民間機で英国に帰国した。

夫妻が帰国するのは、今年6月に行われたエリザベス女王の即位70周年を祝う祝賀行事以来となるが、今回はアーチー君(3)とリリベットちゃん(1)の2人の子どもたちは同行していないと、英ハロー誌は伝えている。

夫妻は6月に英国から米カリフォルニア州の自宅に戻る際に、環境に良くないとされるプライベートジェット機を利用したことで批判を浴びたこともあり、今回は民間機を利用したものとみられている。

夫妻は5日に英マンチェスターで開催される、世界190か国以上の若いリーダーが集まるイベント「ワン・ヤング・ワールド・サミット」に出席した後はドイツに移動。6日には、デュッセルドルフで来年開催される、ヘンリー王子が立ち上げた負傷退役軍人のためのスペシャルオリンピック「インビクタス・ゲームス」に関連したイベントに出席。再び英国に戻って、8日には、病気と闘う子供たちを支援する慈善団体が主催する「ウェルチャイルド・アワード」に参加するという、過密スケジュールをこなすことが発表されている。

夫妻が英国滞在中に、エリザベス女王をはじめ、父チャールズ皇太子夫妻や兄ウィリアム王子夫妻と面会するのかどうか注目されているが、メーガン妃が先週発売された米ザ・カット誌で「許すには多くの努力が必要」と語り、王室の在り方を批判したことなどから、面会は難しい状況になっている。

特に不仲が取り沙汰されるウィリアム王子夫妻は、ヘンリー王子夫妻が滞在する、かつての住まいだったフロッグモア・コテージから徒歩圏内にあるアデレード・コテージに引っ越したばかりだが、滞在中に両家が顔を合わせることはないだろうと伝えられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)