歌手水森かおり(49)が7日、豊かな人生を送る人を表彰する「第20回グッドエイジャー賞」を受賞し、都内で行われた授賞式で喜びを語った。

初代受賞者の中村玉緒さんは所属事務所の先輩。水森は「83歳になられますが、生き生きとしてかわいらしい」とリスペクトし、「すてきな大人の女性の仲間入りをできるように頑張りたい」と話した。

年齢を重ねることについて「歳をとることは決して嫌なことでも悲しいことでもない」と前向きに語ると、同じく受賞者の歌手加藤登紀子(78)から「今がいちばんつらい頃よ。50の山を超えるのが大変。今は歳をとることを恐れた方がいい」とアドバイスされ、たじたじ。「はいっ。恐れます!」と笑顔で応じていた。

この日は、NHK紅白歌合戦名物ともなっている巨大衣装への思い入れについても語り、「巨大衣装は畳んで倉庫に入れています。鳳凰(ほうおう)の衣装は解体しました」と笑わせていた。

この日はほかに、タレント大竹まこと(73)、桜井博志氏(旭酒造会長)、邦楽囃子演奏家藤舎呂悦、山口由佳氏(かねや代表取締役)も登壇した。