英国のエリザベス女王が8日に死去したことを受け、メーガン妃(41)が表紙を飾っている米バラエティー誌の発売が延期されることが明らかになった。

メーガン妃は、同誌が毎年選ぶ「パワー・オブ・ウィメン」の1人に選ばれ、特集号の表紙を飾っているという。延期理由は「女王に敬意を表すため」と説明している。新たな発売予定日は明らかにされていない。

同時に、メーガン妃は出席が予定されて28日に米ロサンゼルスで開催されるパワー・オブ・ウィメンのイベントを欠席することも発表された。

メーガン妃は、元国務長官のヒラリー・クリントン氏と娘のチェルシーさん親子、女優エリザベス・オルセン、人気司会者オプラ・ウィンフリーらと共に今年のパワー・オブ・ウィメンに選出されていた。

メーガン妃は先日も、米ザ・カット誌の表紙を飾り、インタビューで王室批判をしたり、自身をネルソン・マンデラ元南アフリ元首相に例えるような発言をして物議を醸していた。

メーガン妃と夫のヘンリー王子は、慈善団体のイベントに出席するため英国に滞在中だった8日にエリザベス女王が死去したことを受け、急きょ帰国の予定を変更して少なくとも19日の国葬までは英国にとどまることが伝えられている。

夫妻は14日にロンドンのウェストミンスターホールで行われた礼拝にそろって参列し、退場する際に手をつないでいたことが大きな話題となっていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)