NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の20日に放送された第117話の平均世帯視聴率が17・4%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第116話の17・6%だった。平均個人視聴率は9・8%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。

あらすじは、暢子は、連休を使って和彦(宮沢氷魚)と健彦と3人で沖縄やんばるに里帰りした。健彦は大自然の中を無邪気に遊び、暢子は畑で採れたばかりの野菜をほお張り…。里帰りの日々は楽しいことばかりで、あっという間に過ぎていった。一方で歌子(上白石萌歌)と智(前田公輝)との間はもどかしく進展していなかったが、ふたりで山にでかけたことから思わぬ展開に…。智が足を滑らせて痛め、山小屋で休憩することに。2人はいいムードになったが、善一(山路和弘)と和彦が助けにやって来る。