NHK林理恵メディア総局長定例会見が21日、東京・渋谷の同局で行われ、30日に本編最終回を迎える連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)についてコメントした。

林メディア総局長は同作について「厳しいご意見があることは承知しています」とし、批判とともに好評や応援の声が届いていることも紹介。「どの番組にもいろいろなご意見が寄せられます。そのご意見の全てがエールだと思って、ありがたく思っています」といい、最終回に向けては「(ヒロイン)暢子ちゃんがこの後どうなっていくのかご覧いただいて、毎日盛り上がっていただければと思います」と話した。

また主演の黒島結菜(25)がクランクアップの際「撮影現場に行きたくないと思う朝は一度も無くて、毎日ここに来て作品を作ることがとても楽しかった」とコメントしたことに触れながら、「これを聞いてありがたくうれしく思いました。俳優陣の皆さまやさまざまな形でこの作品に携わってくださった方々のおかげで、無事クランクアップまで走り抜くことができた。制作スタッフともども御礼申し上げます」と感謝した。

「ちむどんどん」には物語の展開に疑問を抱く声や登場人物に感情移入できないとする視聴者の意見も多く、ツイッターでは「♯ちむどんどん反省会」というハッシュタグも誕生。放送のたびに話題を集めている。