NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の28日に放送された第123話の平均世帯視聴率15・8%(関東地区)だったことが29日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第116話の17・6%だった。平均個人視聴率は8・9%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」が歌う。

あらすじは、暢子(黒島結菜)がやんばるで食堂を始める決意をしてから季節が過ぎ、村の人たちの助けも借りて、店の増築も無事に完了。地元の野菜を取り入れる工夫も重ねて、とうとう新しい店「やんばるちむどんどん」の開店日が決まる。そしてその日には、懐かしい人たちがやってくることも判明。わくわくして準備を進める暢子だったが、開店前日に思わぬ事件が起こる。製麺所に機械トラブルがあり、麺が用意できないという。しかし、暢子は周囲の助けもあって、自分たちの手で開店の日に麺を間に合わせる。