演歌歌手辰巳ゆうと(24)が1日、デビュー5周年記念コンサートを東京・渋谷区文化センターで行った。

18年1月17日に「下町純情」でデビューし、今年で5周年を迎えたことを記念してのスペシャルコンサート。地元・大阪(9月21日に新歌舞伎座)と東京の2カ所で開催した。

初チャレンジの太鼓を披露してオープニングの幕を開け、新曲「雪月花」(Eタイプ)のカップリング曲「花吹雪」、村田英雄のヒット曲「無法松の一生~度胸千両入り~」などを歌唱。続いて竹内まりやの「September」、松原みきの「真夜中のドア~Stay With Me」などのカバーを歌唱して全21曲を熱唱した。

「沖田総司」の歌唱では殺陣にも挑戦。アンコールで、ファンサービスとして客席からの写真撮影タイムを設け、会場中のファンに手を振って声援に応えた。ラスト曲「下町純情」では感極まって涙を流し歌えなくなるシーンもあった。

あいさつでは「この5年間、辰巳ゆうとを見てきた皆さんに、今日が一番よかったなと思ってもらえるような日にしようと挑んだのですが、ファンの皆さんからのペンライトや拍手による応援に一番大きな愛を感じました。これからも皆さんとより長く一緒にいることができたらという気持ちをさらに強くしました」と目を輝かせた。