テレビ朝日の定例社長会見が4日、東京・六本木の同局で行われ、6月に新社長に就任した篠塚浩社長と早河洋会長らが会見を行った。

早河会長は、1日に79歳で亡くなったアントニオ猪木さん(享年79)に追悼の言葉をおくった。

「時代を駆け抜けたスーパースターといってもいい。当社との関わりは深い。1970年代から金曜日の夜8時の『ワールドプロレス』でゴールデンタイムで高視聴率。異種格闘技戦でも一世を風靡(ふうび)した。引退後も当社の関連会社・新日本プロレスリングのオーナーとして、経営に尽力され、ビジネスパートナーとしての礎を築いていただきました」と感謝した。そして「御礼を申し上げる気持ちと、ご逝去を悼んでご冥福をお祈りしたいという心境でございます」と続けた。

同局では1日に「サタデーステーション2時間SP」が番組内容を変更し、猪木さんの追悼特集を放送した。早河会長は「約1時間40分くらいやった。ほぼアントニオ猪木さん物語。別バージョンは今のところ予定していない。情報系の番組で年末か何かで登場することになると思う」と説明した。