NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~金曜午前8時)の第2、3話が5日に放送された。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、浩太(高橋克典)は「東大阪のことは自分がちゃんとやるから」と舞(浅田芭路)とめぐみ(永作博美)を五島列島へ送り出す。めぐみにとっては15年ぶり。フェリーを降りると、そこには母・祥子(高畑淳子)が迎えに来ていた。舞にとっては初めての祖母との出会いだが、しかし言葉の少ない祥子を、何か怒っていると感じてしまう。祥子の家、めぐみの生まれ育った家で、舞は知らなかった母親の一面を垣間見る。そこへ、めぐみの幼なじみ・信吾(鈴木浩介)が現れる。

前日4日は北朝鮮から発射された弾道ミサイルについてのニュースのため、午前8時には同ドラマ第2回は放送されず、5日に午前8時から同30分まで2話分が放送された。小学校で舞がうさぎを「スミちゃん」と呼んでいたわけ、めぐみと祥子の溝の理由が明らかになった。

ツイッターには「30分間観られる幸せな気持ちもある!」「なに!タッチみたいやん」「めぐみさんの限界メーターが振り切れた瞬間の演技がやばい。永作博美の演技力の凄さ」「久留美ちゃん、良い子。貴司くん、イケメン」「『はよ元気になれよ』のお兄ちゃんの言葉に、不器用な優しさを感じる」「近鉄バファローズのぐっさん」「隅っこが好きだからスミちゃんだった!」「あ~、駆け落ち夫婦だったのか そりゃあ帰るに帰れないな」「高橋克典いいパパさんすぎるだろ」「さだまさしさんは、バラモン凧」「ジンワリと、おもろなってきた」などとコメントが並んだ。

同作は時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞(福原遥)は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。