岡田准一(41)が、ドキュメンタリー映画「人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界」(11月25日公開)でナレーションに初挑戦することが6日、明らかになった。昨年登山界最高の栄誉といわれる「ピオレドール生涯功労賞」をアジア人で初受賞し、なお過酷な挑戦を続ける山野井氏の足跡を振り返る。

16年には山岳映画「エヴェレスト 神々の山嶺」に主演し、自身も大の山好き。「クライマーは憧れの存在。なかでも山野井さんは日本が誇る、知ってもらいたい日本人の1人です」と強調。「初めて“語り”という形でドキュメンタリー映画に参加しました。ヒマラヤで行方不明になった知人(今井健司さん)の姿も映っていて、言葉に詰まってしまう瞬間もありました。極限に挑むクライマーの“魂の震え”を感じ、勇気がもらえるドキュメンタリーです」と説明した。