堀田茜(30)が2日、都内で行われた「イル・ド・フランスカフェ」オープン記念イベントに出席した。「イル・ド・フランスカフェ」は、フランス産のナチュラルチーズブランド「イル・ド・フランス」とコラボし、この日から20日まで期間限定で開催される。

中学、高校とフランス語を学ぶ学校に通った堀田は、メニューのチーズのオードブルとブルーチーズのモンブランを実食。「チーズの口に、なってます」と目を輝かせて口にすると、まずチーズのオードブルを食べ、目をつぶってうなり、サムアップポーズ。「チーズが、とてもまろやか。イチジクの甘さとチーズの香りがマッチ。全てがバランスが良い」と絶賛し、フランス語でも絶賛のコメントを口にした。次に、ブルーチーズのモンブランを食べると、目をつぶってうなった。「とろけます…甘いもの好きには、たまらない。ステージにいることを忘れ、全部たいらげたい。食べた瞬間、チーズの風味が鼻を通り、奥行きがある」と賛辞の言葉を繰り返し「口の中がパリです」と、かみしめるように言った。

堀田は、フランスが好きになったきっかけを聞かれると「小学校からフランスの文化を学ぶ、特殊な学校で、身近にフランスの文化があり、フランス人の先生がいた。いつか、フランスに行く大人になりたいと思っていた」と説明。その上で「歴史の授業でも文化、歴史のある国であって、今でも人たちが、とても大切にしているフランス人のエスプリに感動し、魅力を知った」と笑みを浮かべた。

フランス語も流ちょうだが? と聞かれると「中学、高校でフランス語を勉強し、留学したかったけれど、なかなか行けず、父がパリに連れて行ってくれた」と語り、パリとのファーストコンタクトとなった、高校時代の思い出を語った。

「カフェの文化が高校生の私にはキラキラしていた。テラスで優雅にスイーツ、お酒をのみ気兼ねなく時間を楽しむ。余裕のある大人になりたいな…という感動は今でも忘れられない」

フランスへの渡航歴を聞かれると「パリに3回。シャンパーニュ地方には、お仕事で行ったけれど、こんな自然で生まれるから、フランスの食材はおいしいんだと体で感じました」と語った。

イベントでは、フランスにまつわるクイズにも挑戦。堀田は「全問正解、目指して頑張りたい」と意気込み、2問正解して迎えた3問目で、チーズの1人あたりの年間消費量は、フランスは日本の何倍か? との問いが出た。堀田は「日本人が年間、3キロ食べているのにも驚き。5倍だと15キロ…2問、正解しているので当てにいきたい。現実的に2番の5倍?」と答えたが、不正解。正解は3番の10倍だった。チーズの年間消費量の正確な数字は、日本人が2・66キロ、フランス人が27・2キロで毎日75グラムと聞き、堀田は「私、チーズ好きなんで全然、苦にしていないんですけど…日本のお米みたいな感じなんですかね? そこまで日常に溶け込んでいるのはさすが」と驚いた。

今後のフランスとの関わりについて聞かれ、堀田は「いつか、住みたいという気持ちは捨てないで持っていたい大人になってからお仕事でしか行けていない。プライベートで買い物もせず食事とお酒、1日、予定を詰めず、ゆっくり過ごしたい」と将来のフランスへの渡航実現に思いをはせた。