岡田将生が主演するテレビ朝日系連続ドラマ「ザ・トラベルナース」(木曜午後9時)の第5話が17日に放送され、平均世帯視聴率が12・1%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・6%だった。前週は世帯が11・3%、個人が6・1%だった。

フリーランスの看護師「トラベルナース」として天乃総合メディカルセンターで働く那須田歩(岡田)が九鬼静(中井貴一)とコンビを組んで医療現場を“患者ファースト”に改革していくストーリー。歩はプライドの高い“生意気ナース”で、九鬼は謎の多い“うそつきナース”。脚本は同局の人気連ドラシリーズ「ドクターX」シリーズの中園ミホさん。

第5話では…。

人気講談師・五反田宝山(松尾諭)が検査入院した。看護部長・愛川塔子(寺島しのぶ)は歩を受け持ち看護師に任命する。ところが、いつもは淡々と業務をこなす看護師・金谷吉子(安達祐実)がいきなり、しかも一歩も引かぬ勢いで、五反田の担当にしてほしいと塔子に直訴した。あのクールな吉子が…、もしや五反田のファンなのか。

意外すぎる言動に担当医である内科医・天乃太郎(泉澤祐希)や看護師らが色めき立つ中、吉子は希望通り五反田を受け持つことに。しかし、彼女はなぜか五反田に対し、殺気すら感じるほどのツン対応。ビクついた五反田が、歩に看護師のチェンジを依頼するほどだった。

そんな中、五反田が直腸がんを患っていることが判明。外科医・古谷亘(吉田ウーロン太)がオペを担当することも含め、太郎が告知することになったのだが、行き違いから医師でもない歩が告知してしまうことに。さらに、余命半年だと誤解した五反田が、激しく動揺をして行方をくらましてしまった。歩と静は必死に行方を捜すが、吉子は何を考えているのか1人で飲みに出かけてしまった。

さらに、この一大事は予期せぬ波紋を広げることに。静からいつになく厳しい口調で、今回の失態をとがめられ、“ナースとしての致命的な欠点”を指摘された歩が激怒。静が荷物をまとめ、看護師寮から出て行ってしまう事態へと発展した。