NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土曜午前8時)の第35話が18日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、母めぐみ(永作博美)からパイロットになりたいという思いを理解してもらった舞(福原遥)。その頃、幼なじみの久留美(山下美月)も母久子(小牧芽美)と福岡で再会し、母が家を出て行った当時を振り返り、お互いに心の内を語り合っていた。また失踪騒ぎを起こした貴司(赤楚衛二)も久しぶりに帰宅し、父勝(山口智充)と母雪乃(くわばたりえ)に、今後の生き方で本心を打ち明けた。同じ頃、五島にやってきていた浩太(高橋克典)は祥子(高畑淳子)に、めぐみを連れ出したことを頭を下げて謝った。祥子は「めぐみを幸せにしてくれてあっがとね」と返した。そして祥子の操舵(そうだ)する船で舞や浩太、めぐみは五島を後にした。

舞が航空学校に通うシーンの来週の予告も放送され、博多華丸は「いよいよ、新シリーズですね」。鈴木奈穂子アナが「顔ぶれが、ガラッと変わりそうですけど」と話すと、博多大吉は「顔と名前が一致するまで、頑張って記憶しないと」と朝ドラ受けした。

同ドラマは時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞(福原遥)は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。