Superflyが23日、東京・有明アリーナで、デビュー15周年を記念した約3年ぶりとなる有観客ライブを開催した。

約3年ぶりの有観客ライブ-。「Bi-Li-Li Emotion」「タマシイレボリューション」「Hi-Five」と、アップテンポの楽曲を3曲続けた。ファンは、これでもかと手を高く挙げ、3年ぶりの再会をかみしめた。

会場いっぱいに埋まった約1万4000人のファンを、越智志帆(38)がじっくり見回した。コロナ禍や、今年5月に第1子を出産したこともあり「私ね、こうやって誰かの前で歌を歌うの3年ぶりなんです」。大きな拍手で迎えられた。「発表した日から、結構心臓が口から出そうになるくらい毎日緊張していて。今日も『ライブってどうやってやるんだっけ?』って感覚忘れてます」と笑ったが、「みんなを目の前にすると、一瞬で思い出しますね。最高です」と、とびきりの笑顔を見せた。

ライブは約2時間で、デビュー曲「ハロー・ハロー」や、代表曲「愛をこめて花束を」「フレア」など全19曲を披露した。来年6月より全国9カ所全13公演をめぐるアリーナツアーを開催することも発表された。

センターステージ中央に立った越智は「久しぶりのライブで、みんなのパワーを360度いろんなところから受け取ることができて、本当に幸せです!ありがとうございます!」と感謝した。