NHK林理恵メディア総局長の定例会見が24日、東京・渋谷の同局で行われた。

今月16日、大みそかの「第73回NHK紅白歌合戦」の出場者を発表した。林メディア総局長は「今年のミュージックシーンで活躍された、多彩で豪華な方々に出場していただくことになった」と期待。今年は「LOVE&PEACE-みんなでシェア!-」をテーマに掲げており「愛と平和に満ちた番組になるよう、皆さんと盛り上げていきたい」と意気込んだ。注目するアーティストについては「全員楽しみにしています」と笑顔で語った。

また初出場組にIVE、LE SSERAFIM、JO1、BE:FIRSTが名を連ね、ダンスボーカルグループが躍進。高齢層の“紅白離れ”も指摘されるが「全国の方が知るヒット曲もあれば、人の好み細分化する中で、一定の人に響くアーティストもいると思う。『こういう歌が流行ったよね』というのもあれば、『こういう歌が流行ったのか』と新たな発見もある。知識として新しく仕入れる機会になるのではと思う」と語った。

今後、出場者が追加発表される可能性について担当者は「視聴者の皆さんからご期待のあるアーティストについては引き続き交渉していますが、制作過程は控えさせていただきます。決まり次第発表するので、楽しみにお待ちいただければ」とした。