俳優大泉洋(49)が28日、日本テレビ系情報番組「バゲット」(月~木曜午前10時25分)に出演。来月2日に公開される、映画「月の満ち欠け」(広木隆一監督)について役作りを明かした。

妻子を亡くした主人公・小山内堅を演じた大泉は、自身も1人娘の父親であり「実際に娘がいるので、子どもがいなくなる話の設定はつらくて、いくつかお断りすることがあった。『そんなつらい日々は過ごせません』と思っていた」と娘思いの父親の一面を見せた。

その上で「今回はつらいけどなぜかもう1回、がんばろと思えることがあった。とにかく、(Snow Man)目黒蓮くんのファンにはしっかり見てもらいたいですね」と笑い交じりに、アピールした。

さまざまな役を演じる大泉だが、役作りについて問われると「僕って本当にあんまり自分がない人間なので、どちらかというと人に頼られると応えたいと思う」といい、「監督に与えられたキャラクターをどれだけきちんとできるか。本当に期待に応えたい」と語った。

さらに日テレ笹崎里菜アナウンサーに「期待というと、バゲットはもうすぐ終了してしまうんですけど」と言われると「もし俺が日テレの偉い人に土下座してなんとかなるなら、土下座しますよ!」と応え、笹崎アナを爆笑させた。

日本テレビは11日、「バゲット」が来年3月末で終了することを正式発表している。