食道がん治療中の女優秋野暢子(65)が29日、ブログを更新。開催中のFIFAワールドカップ(W杯)で健闘する選手たちから刺激を受け、「がんを患った私だって彼等と同じ、夢=生きがいを追い続けなければ!」と前向きな思いをつづった。

秋野は「サッカー選手に思うこと」のタイトルでブログを更新。自身はサッカーについて詳しく知らないことを前置きした上で、「でも、選手の頑張りには魅了されてます。どの人も、子供頃からワールドカップのフィールドを夢みて、そして実現させた努力の人達。夢を見るだけでなく現実に叶えた人。夢を諦めなかった人。自分の力を信じた人。人生の目標を持ち続けた。そして 達成することが出来る環境にも周囲の助けにも恵まれた。全ての相乗作用で彼らはワールドカップのピッチでボールを追ってゴールを目指す。すばらしい体験を私達に観せてくれてます。スポーツだから、勝敗はあるけど それ以上に夢を追い捕まえた選手達に目が離せません」と、選手たちに注目してテレビ観戦する様子をつづった。

「夢=生きがい。を見つけて前進すること。これは、若者だけの特権ではないはず。65歳《まもなく66歳がんを患った私だって彼等と同じ、夢=生きがいを追い続けなければ!まだまだ、人生のフィールドから降りません」と秋野。「連日頑張るサッカー選手を見ながら、そう思ってます」とした。