東貴博(52)率いる「劇団ファイヤーヒップス」の公演「みんなのコント~ファイヤーヒップス・エクストラエディション」が4日、東京・渋谷ユーロライブで行われた。毎年夏に演劇公演を行ってきたが、今年は冬にコントライブを行った。

コントの脚本を書いたのは5人。東と、フジテレビ「ナンバMG5」、映画「暗殺教室」の脚本家金沢達也氏(51)、14年R-1ぐらんぷり王者やまもとまさみ(48)、年内解散予定のオジンオズボーン篠宮暁(39)、キンゴオブコント決勝進出2回のゾフィー上田航平(37)だ。

東とはなわ(46)、高橋健介(27)の3人がメイン。他に星波(27)、東ともひろ(46)、上水流大陸(27)が出演した。

終演後、演出も担当した東は「いろいろな作家に書いてもらったけど、みんな笑わせ方が違うので読み取るのが大変。むっちゃ楽しかった」と振り返った。

2日間4公演のスケジュールに高橋は「初日にやって滑ったところは、全部カットしていたので、随分変わったと思う」と笑った。

コントの中では東が上水流にキスされるシーンあった。はなわは「昼間の公演に東さんの娘さん(小学1年)が来ていたんだけど、上水流とのチューで号泣していた」。東が「嫌なんですね」と言うと、高橋は「僕もおやじが来ていたんですけど。その笑い声が聞こえると覚めました」と振り返った。

はなわが「東さんは東京の軽演劇をけん引する人だと思う」と言うと、東は「バカにしてる」と笑った。

星波は「毎回、バージョンアップして楽しかった。また、呼んでもらえたら」。ステージ上でボロボロにされた、ともひろは「毎回エスカレートしすぎ」と苦笑い。

16年に東が主宰する笑塾に入塾した上水流は、17年には仲代達矢(89)が主宰する無名塾に入塾した。「無名塾と笑塾を掛け持ちで役者修業。今回、師匠(東)と舞台に出られてうれしいです」と話した。