TBS系で30日に放送される「第64回輝く!日本レコード大賞」(午後5時30分)の総合司会に同局安住紳一郎アナウンサー(49)有村架純(29)が起用され、このほど取材に応じ、意気込みを語った。

「THE TIME,」(月~金曜午前5時20分)のMCを務めるなど、長年同局アナウンサーの「顔」ともいえる存在で、同番組にも長く携わってきた安住アナは、40代最後のレコード大賞となる。「たしかに40代最後ですね」としみじみしながら、「あのー最初にこのステージに携わったのがちょうど2000年で世の中がミレニアムとかでわいていて、サザンオールスターズさんの『TSUNAMI』が大賞を受賞したときに、横浜アリーナから中継をしたときが最初で、その時は当然20代だったんですけど、そのあと30代、40代と堺正章さんの下、それから12年からは、他の皆さん方と力を合わせてやってきたんですけど、自分の30代、40代とずっとこの仕事やってきたんだなって思って、どういう部分が成長してきたのかなっていうところが半分と、自分でこういう仕事ができるようになったんだなっていう自分に対するうれしさが半分ずつでそういうことも考えながらですね」とかみしめるように語った。

NHK連続ドラマ小説の主演や日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、NHK紅白歌合戦司会などさまざまな経験をし、日本を代表する女優となった有村も20代最後のタイミングで、レコード大賞に初めて関わることとなった。「本当にさまざまな経験をさせていただいた20代で、まだこういった大役をいただける機会があるんだなって今改めて思いました。お芝居をしている現場しか、あまり見る機会がなくて、こういった音楽の世界に関わらせていただくことも少ないので、またお芝居とは違った表現方法を今このタイミングで改めて知れるっていうのが自分の中の刺激になるのかなと思います」とうなずいた。