テレビ朝日系トーク番組「徹子の部屋」(月~金曜午後1時)が5日、先月28日に敗血症のため61歳で亡くなった渡辺徹さんを緊急追悼した。

通常の内容を変更し、過去の登場VTRを使用。当時23歳だった1984年(昭59)のVTRでは、渡辺さんが演じた「太陽にほえろ!」のラガー刑事の話題で盛り上がった。

先制パンチを食らった。渡辺さんが黒柳徹子から単刀直入で体形について問われた。「『太陽にほえろ!』が始まって以来、出演中に太った人というのは、あなたぐらいしかいらっしゃらない、いきなりそんなことをうかがうのもなんなんですが」。それでも渡辺さんはほほ笑みながら「あの番組は若手が走るから痩せてしまう。なぜか俺だけ…」と手を広げるしぐさ。続けて「決して手を抜いているわけじゃない。この苦境に負けちゃいけないって思って食べてしまった。そういう結果です。どうもすみません」とカメラ目線で弁明した。

さらに黒柳からダメ押しのパンチが飛んできた。「太るだけでいいと思ってらっしゃるわけでもないんですってね」。渡辺は天を仰ぎながら「本当は気にしているんですよ。だけど、気にしているわりには変わってないから説得力ないし。恥ずかしいから。全然大丈夫ですよって言ってるんですけどね」とタジタジだった。