テレビ朝日系トーク番組「徹子の部屋」(月~金曜午後1時)が5日、先月28日に敗血症のため61歳で亡くなった渡辺徹さんを緊急追悼した。

通常の内容を変更し、過去の登場VTRを使用。当時28歳だった1990年(平2)のVTRでは、妻榊原郁恵との間に生まれた長男裕太の話題で盛り上がった。

渡辺さんは終始、笑顔だった。黒柳徹子から「お子さんは愛想のいい赤ちゃんで」と振られると、「これが単にかわいいだけだったらいいんですけど、先行きが心配になるぐらい愛想がいいんですよ。表に行きますと、みんな(息子を)触るんですよ。どんな人でも来る者拒まず、声を出して笑う」。話を盛り上げて一気に落としていく。「そこまでだったらかわいいんですけど、そのオバさんがフッと違うところに顔をそむけると、(息子が)フッとため息つくんですよ。1歳未満で…。こいつは大丈夫かなと思うぐらい。自分なりにサービスしてるんでしょうね」と語り、黒柳の爆笑を誘った。

息子との夢についても語っていた。黒柳から「大きくなったら息子と一緒に酒のみたいってよく言うじゃない」って振られると、渡辺節がさく裂した。

「俺は大きくなったら息子と一緒に丼いっぱい飯食いたいですね。家で制限されちゃっているから、あははは」

すると黒柳は椅子から転げ落ちて爆笑した。さらに「おかずは何がいいの?」と畳み掛けられ「できればですけど、俺が一番好きなのは、飯にマヨネーズかけて、ちょっとしょうゆをたらして、そこにワサビを入れると最高にうまいんですけども。あったかいご飯に」と”渡辺スペシャル“を自ら解説。黒柳は身を乗り出して、笑うしかなかった。

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