NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~金曜)の8日に放送された第49話の平均世帯視聴率が15・6%(関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は9・0%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第10話の16・9%。

時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞(福原遥)は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧(ダコ)」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。

あらすじは、いよいよソロフライト訓練が始まり、舞も初めての単独飛行に臨む。無事に離陸し、帯広の上空を旋回する舞はふと隣を見るが、これまでいつもいた大河内教官(吉川晃司)の姿はない。誰もいないことで舞に緊張が走る。訓練の最後のヤマ場である着陸態勢に入る舞。管制室から大河内教官や柏木(目黒蓮)が見守るなかで舞は着陸するが、センターラインを外してしまう。舞は大河内に着陸の特訓を願い出る。その成果があって、ついにセンターライン着陸に成功するが、無理がたたって熱を出してしまう。