EE JUMP元メンバーの後藤祐樹(36)が7日までにツイッターを更新。罪を犯した人物や容疑者に対するネット上の“制裁”に疑問を呈し、「誰かが手を差し伸べる事も大切だと思う」と私見を述べた。

後藤は「ぱんちゃん璃奈」のリングネームで活動する人気キックボクサー岡本璃奈容疑者(28)が、人気格闘家の那須川天心と武尊のサイン入りポスターを偽造して、インターネットオークションで落札者から現金約9万をだまし取ったとして、5日に詐欺の疑いで逮捕されたことを受け、「事情は分からないけど、そもそも偽物、本物どちらも販売する事自体ダメだけど、仲の良い仲間の物。売られた仲間はどう思うか。お金に困ってたのかな」と言及した。

続くツイートでは「ぱんちゃんの件で笑ったとツイートしてる人いるけど、何一つ笑えない」と、岡本容疑者の事件に対する一部ネット上の反応に不快感を示した。自身も過去に罪を犯して逮捕された経験があり、「一度の失敗なんだから本人次第でやり直せる」「世の中他人の不祥事や不幸が好きな人が多い。犯罪を犯した者が逮捕され社会的制裁を受けるのは当たり前。しかし誰かが手を差し伸べる事も大切だと思う。自分の家族、友達、身内、大切な人が同じ状況になったとき、同じく叩いたり笑ったりして同じこと言えるのかな」と思いをつづった。