NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~金曜午前8時)の第57話が20日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、2008年12月。航空学校を卒業して東大阪へ帰省した舞(福原遥)は、隣のお好み焼き屋・うめづへお土産を持っていく。そこで雪乃(くわばたりえ)から兄の悠人(横山裕)の記事が掲載された雑誌を見せられる。悠人はリーマン・ショックを予測した投資家として、大々的に取り上げられていた。浩太(高橋克典)もその記事を読み、雑誌に掲載されている悠人の写真に複雑な気持ちで向き合う。年を越して間もなく、舞のもとに内定していた航空会社からリーマン・ショックの影響で入社1年延期の知らせが届く。舞は由良先輩(吉谷彩子)とも会い、励まし合う。

そして舞は不安と焦りの中、ケガをしたという祥子(高畑淳子)を訪ねて、五島へと向かう。五島には貴司(赤楚衛二)も滞在していた。舞は祥子と再会する。そこへ、客として母親と男児の親子が現れる。

新たに個性的な子役が登場した。あさイチにゲスト出演したバナナマン日村勇紀は「最後のあの子、猛烈に気になりますよね」と話した。博多大吉は「五島編がまた始まりますよね」と振ると、日村は「五島編いいですよね、やっぱりね」と語った。

同ドラマは時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧(だこ)」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。