中川晃教(40)が5日、主演ミュージカル「チェーザレ 破壊の創造者」(7日初日、明治座)の取材会を同所で行い、意気込みを語った。

20年公演は新型コロナ感染拡大で全公演が中止となった。「チャンスをいただけたことに人ごとのような気持ちがあった」と振り返り、「2年以上経て、描かれている内容が2023年に重なるものが多いと実感する。舞台化したいという思いがふに落ちた」と話した。

作品は、「モーニング」(講談社)で連載された大ヒット歴史漫画をミュージカル化。15世紀、イタリア半島統一を目指して歴史に名を残したチェーザレ・ボルジアの戦いを描く。「ここ明治座から、日本発のヒットミュージカルが生まれるように、心を込めて作り上げていく」と話した。

ほかに、橘ケンチ、別所哲也ら10人が登壇した。