タレント梅沢富美男(72)が11日、テレビ朝日系バラエティー特番「かまいガチ 2時間SP」(午後7時)に出演した。下積み時代をしのいだ自作料理を披露する番組で、役者人生の転機になった言葉を明かした。

下積みから抜け出せず、当時面倒を見てくれた漫画家の故石ノ森章太郎さんの自宅でつい「もう役者をやめようと思います」と漏らしてしまったという。石ノ森さんから「何でだ?」と問われ、思わず「壁ですかね」と言ったら「生意気なこと言ってるんじゃねぇ」と怒られてしまった。さらに強烈な言葉をもらった。

「おめぇみたいな無名な役者に壁があるか。いいか、壁っていうのは、売れたやつが作るんだよ。お前は売れてないんだから、壁なんかつくれるわけぇ」

梅沢は「その言葉がなかったら、梅沢富美男は生まれてなかった」と当時を振り返った。共演したSnow Man佐久間大介(30)は「めっちゃ刺さる!」と感心していた。