阿部サダヲ(52)、上戸彩(37)が13日、大阪市内で行われた映画「シャイロックの子供たち」(本木克英監督、2月17日公開)の先行試写会の舞台あいさつに登壇した。

池井戸潤氏の同名小説が原作。司会者から初共演の上戸の魅力を質問された阿部は「もともとステキな方じゃないですか。見て、通り、すごい」と話した。上戸が「カミカミじゃないですか」とツッコミを入れると、阿部はタジタジになりながらも「やさしいですね。お芝居をしていると、フォローもしてくださるし、後からカンでるって言って、訂正してくださる」と返した。

銀行を舞台にした現金紛失事件の真相を探る中、「金」か「魂」か問われる物語にひっかけ、笑いの街・大阪にちなみ「もし漫才師になるとしたらボケ? ツッコミ? どっち」に阿部は「ボケ」、上戸は「ツッコミ」を回答した。

阿部は「僕はツッコまれたいほう。なんでもツッコまれたい」と話すと、客席から笑いが起こった。

上戸は「ボケのほうがセリフを覚えなければいけない。セリフが多そう」と素直な感想を話すと、阿部は大笑いした。