お笑い芸人のほんこん(59)、声優の諏訪部順一(50)らが19日、ツイッターを更新。7月1日より導入される電動キックボードの全国統一ルールに懸念を示した。

手軽な移動の足として都市部を中心に導入が進む電動キックボード。現在は原動機付き自転車扱いとなっており、乗車には免許やヘルメットが必要(一部特例措置が認められたシェアリングサービス利用の場合はヘルメットが任意)だが、7月1日より始まる予定の新制度では、最高速度が時速20キロ以下で、車体の長さ190センチ以下、幅60センチ以下の電動キックボードを「特定小型原動機付自転車」扱いとし、16歳以上であれば免許不要、ヘルメット着用は努力義務、時速6キロ以下なら歩道走行が可能となる。

ネット上ではこのルール改正を歓迎する声もあるが、事故増加を懸念する声も少なくない。ほんこんは「事故多発し揉め事も多発する事でしょうに」と指摘。諏訪部は「電動キックボード規制緩和は、特に東京都心部などの交通状況、路面の整備状況をどの程度考慮に入れているのだろう?」と疑問を呈し、「少なくとも車道走るなら自動車同等のルール学習はマストでは」と利用者側もルールへの理解不足を懸念した。お笑いトリオ安田大サーカスのHIRO(45)は「原付の下の免許証って作れば良いと思うが」と免許制維持を提案した。