窪塚洋介(43)が24日、都内で行われた、18年ぶり邦画長編映画単独主演映画「Sin Clock」(牧賢治監督、2月10日)公開直前イベントに登壇。映画のテーマにちなみ、偶然について聞かれると、この日、長男の窪塚愛流(19)が出演した映画「少女は卒業しない」(中川駿監督、2月23日公開)のイベントも行われることを自ら口にした。

窪塚は「まさに今日、長男の愛流も役者とモデルをやっていて、彼の新作映画のイベントが、今日の夕方にあるのも、何か小さな、大きな…と言うか、分からないけど、シンクロニシティー」と感慨深げに語った。愛流とは、雑誌で初めて親子で撮影したといい「久々に会って、成長してんじゃん…と。彼を支えてくれるスタッフ…中川監督(の、おかげ)かなと」と、愛流の周囲に感謝した。

「Sin Clock」は、社会からも家族からも見放されたタクシードライバー、高木シンジ(窪塚)に、奇妙な偶然が呼び寄せた、巨額の黒いカネを手にするチャンスが舞い込む。鍵を握るのは1枚の絵画。高木は、たった1夜での人生逆転を懸け、同僚らと絵画強奪計画を決行。だが、運命の夜はさらなる偶然の連鎖に翻弄(ほんろう)され、男たちの思惑をはるかに超えた結末へと走りだしていく物語。