デヴィ夫人(82)が25日までにインスタグラムを更新。「既に報道されているので、ご存知かと思いますが、私は今ウクライナ・キーウに居ります」と、ロシアの軍事侵攻を受けているウクライナの首都キーウにいることを報告した。

デヴィ夫人は、太平洋戦争前に生まれて自身も戦争を経験していること、夫のインドネシアのスカルノ大統領が、1965年(昭40)9月30日に発生した軍事クーデターで失脚した事実を踏まえ「現地では警察とミリタリー・ポリスの警護がついております。私は戦争もクーデターも革命も暴動も経験しております。大丈夫です」とつづった。その上で、ウクライナへの思いをつづった。

「ウクライナを負けさせるようなことは決してあってはなりません!!それは、ウクライナを『民主主義の墓場』としてしまうことです。私は1962年にウクライナを訪れています。ウクライナには特別な思いがございます。ウクライナの方々の勇気を讃え、できる限りの助力をしてまいります」

その上で「私は『国際社交家』であり、『国際慈善家』です」と自らの立場を強調。「アース・エイド・ソサエティとアミチエ・ソン・フロンティエールのステッカーを貼った、物資。荷解きをし、支援物資の整理をいたしました。私のウクライナ支援につきましては、ブログ、フェイスブック、インスタグラムでも発信しておりますので、どうぞ過去の投稿をご参照くださいませ。ウクライナのために頑張ってまいります」と、ウクライナへの支援継続を明言した。

デヴィ夫人は22日にウクライナ入りし、現地で取材にも対応。この件について、松野博一官房長官は24日の記者会見で、「どのような目的であれ、渡航をやめるよう勧告している」と言及していた。