さまざまなイノベーションを生み出す異能人を応援する総務省の異能(inno)vationプログラムが25日、都内で、イベント「OPEN異能vation」を開催し、推進大使を務める古坂大魔王(49)らが出席した。

同プログラムは、ICT(情報通信技術)分野において、破壊的価値を創造する奇想天外な技術課題に失敗を恐れず挑戦する人(通称・変な人)に対し、最大300万円までの支援を行う総務省のプロジェクト。10年前にスタートし、これまでに9万8560人からの応募があっという。イベントでは、10年間の異能vationの振り返りや、今後のイノベーションについてのパネルトークなどが行われた。

推進大使を務める古坂は「話がおもしろすぎました。いろいろ聞いていると、多くの失敗の上に成功がある。失敗を恐れないことが光っているのだと思う」。同プロジェクトは来年からスタートアップをより強く支援することになることから「最近、ピコ太郎とは反りが合わないのですが、いろんなエンタメを始めたいと思う。あと、DAO(分散型自立組織)を使って日本発の食べ物を世界中に広めたい」と語った。