お笑いコンビ3時のヒロインの福田麻貴(34)とかなで(30)が31日、TOHOシネマズ日本橋で行われたブラッド・ピット主演米映画「バビロン」(2月10日公開)のプレミアム試写会に出席し、シャンパンで乾杯した。

同作の「夢をつかむ覚悟はあるのか」というキャッチコピーにちなみ、今年の夢をフリップにしたためた。福田は「免許」と書き込み「運転免許を絶対取ってやります!有言実行しますから!」と宣言。教習所の申し込みを済ませているが行っていないという。兄が車屋だといい、昨年に車を購入しており「車の方が先に届くかも」と嘆いていた。

司会から「最初に隣に乗せる人は誰なんですか?」との質問が飛び、数秒間があった後「かなでちゃんかな」と答えると、かなでが「初めて聞いた」と驚いた。福田は「ドライブが好きなんで、かなでちゃん乗せてドライブできるように」と続けた。

そのかなではフリップに「車の中でキス」と書き込み、福田は「ってことは私? 大丈夫?」と困惑。かなでも「そこはリンクさせたつもりはないんだけど…キスを絶対にしてみせる! 夢がある。映画見て、私の性が目覚めた。最初のパーティーを見て。そこで私のキス欲が騒いじゃった。かなえてみたい~」と興奮気味に語った。

イベント終盤には、同作の監督を務め、アカデミー賞受賞監督のデイミアン・チャゼル氏が登場するサプライズ映像が流され、2人とも感激。映像内で名前を呼ばれた福田は「びっくりやなホンマに。普通に生きてて、チャゼルに呼んでもらえることないのに」と感心していた。

最後に見どころについて、福田は「1秒たりとも飽きがない。見る方も体力がいる。映画史を代表するシーンもある。とてもパワフル」と熱く語り、かなでも「華やかでクレージーです。バビロンという名のジェットコースターに乗ってください。アドレナリンが出る映画」と言葉に力を込めた。

同作は第95回アカデミー賞で、作曲賞、美術賞、衣装デザイン賞の3部門にノミネート。1920年代のハリウッドが舞台で、すべての夢がかなう場所だった。サイレント映画の大スター、ジャック(ブラッド・ピット)は毎晩開かれる映画業界の豪華なパーティーの主役。会場では大スターを夢見る新人女優ネリー(マーゴット・ロビー)と、映画製作を夢見る青年マニー(ディエゴ・カルバ)が、運命的な出会いを果たし、心を通わせる。恐れ知らずで奔放なネリーは、特別な輝きで周囲を魅了し、スターへの道を駆け上がっていく。マニーもまた、ジャックの助手として映画界での一歩を踏み出す。しかし時は、サイレント映画からトーキーへと移り変わる激動の時代。映画界の革命は、大きな波となり、それぞれの運命を巻き込んでいく。果たして3人の夢が迎える結末とは。