3日生放送のMBSテレビ「よんチャンTV」の出演者が、先月25日に55歳で死去した同局の高井美紀アナをしのんだ。

番組冒頭、司会の河田直也アナ(48)が「残念です。30年以上、第一線で頑張ってました。私もお世話になりっぱなしで、家が近所で家族ぐるみのお付き合いさせてもらってました。ほがらかですてきな方でした」と淡々と語った。

上田悦子アナ(44)も「そばにいるだけで、そこがパッと明るくなるような人でした。後輩の面倒見が良すぎるほどでした」

高井さんには鼻歌を歌う癖があり、河田アナが「いつも鼻歌まじりで出社されてて、周囲のツッコミを受け、それが和やかな空気を呼んでました」と職場のエピソードを打ち明けた。

かつてニュース番組で共演した三沢肇解説委員は「あの笑顔にどれだけ助けられたことか。近所のスーパーで顔を合わせることもあって、少し話しては鼻歌まじりで帰っていく姿を思い出します」と語った。