デビュー35周年を迎えている歌手島津悦子(61)が3日、金沢市内にある宇多須神社の節分祭に参加した。昨年4月に発売した記念曲「絆~きずな」が好調で、地元石川県の観光大使も務める。

宇多須神社は、1250年前に創建。浅野川近くにあり地元で「毘沙門さん」と呼ばれ、前田利家の神霊を祭ってある藩社として御利益の高い神社だ。積雪もある中、市民や観光客ら、約500人の参拝客の前で、村山卓金沢市長(49)や東茶屋の芸鼓らとと一緒に華を添えた。

コロナ禍では豆を捲くことが出来ず、1人1人に豆が入った小袋を渡す形となった豆まき。島津は「2014年以来9年ぶりに宇多須神社の節分祭に参加させていただき、とても懐かしくうれしい気持ちでいっぱいです。金沢と言えば加賀友禅! 今日は北陸新幹線金沢開業当日の一番列車をお迎えさせていただいた時に着ました、思い出の加賀友禅の着物で参列しました。コロナ禍で、3年ぶりの節分祭を多くの方々とご一緒でき感無量です」と笑顔で語った。

3月8日には、デビュー35周年記念曲の第2弾となる新曲「おんな紅」のリリースも予定しておりヒット祈願も行った。

島津は「パワー全開頑張ります! 世の中が無病息災、平和と平穏に包まれますように」と祈りをささげた。