俳優竹中直人(66)が9日、日本テレビ系情報番組「スッキリ」にVTR出演し、学生の自主映画でアゴで使われたと嘆いた。

学生の展示会を見に行った際、「竹中さんの映画の大ファンです。今度僕たち自主映画撮るんですけど、出て下さい」と言われ、「いいよ」と引き受けたという。

「行ってみるとみんな座った状態で、『どうもー』みたいな」と、ぞんざいな態度で迎えられたことを告白。「『どれに着替えたらいいですか』と言ったら『それに着替えてください』って…」と、無表情でアゴで指示された様子を実演した。「『あ…、はい』って、みんな見てる中でパンツ一丁になって…。40歳以上離れている学生に…」としみじみ振り返り、「情けない話でした」とおちゃめにポーズした。

隣で聞いていた俳優斎藤工(41)は「竹中さん…」と絶句し、「そんな扱いなんて信じられないですけど」と驚いた様子。

スタジオの加藤浩次も戸惑った様子。学生たちの無礼なふるまいについて「『役者に対して僕は公平ですよ』という」と解釈して苦笑い。学生のオファーを引き受けた竹中に対し「行くところがすごい。(普通は)行かないよ」。コーナーナレーションの“天の声”は「おじさんは思うよ! ちゃんと礼儀もしっかりしてなきゃいけないんじゃないかなって」と訴えた。