現在放送中のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土曜午前8時)が10日、クランクアップを迎えた。

ヒロイン岩倉舞役の福原遥(24)は「中学生の時に朝ドラを見てすごく励まされていた」と朝ドラへの思いを告白。

収録終了にあたって、高畑淳子演じる祖母祥子の「どがん向かい風にも負けんとたくましく生きるとぞ」というセリフを用いて「どんなにつらくても前を向いて進んでいったら、その先に明るい未来が待っている。夢を持ったら、あきらめなければ、いつかその夢はいろんな方向であってもかなう-というメッセージが、たくさんの方に届いたらいいなと思って演じてきました」とコメント。

また、「出演者やスタッフの皆さんと出会えたことは一生の宝ものです」と周囲に感謝を伝え「ここで学んだことや出会いを大切にして、これからもそれを胸に生きていきたいと思います」と誓った。

制作統括の熊野律時氏もコメントを寄せた。

熊野氏は「舞=福原遥さんを中心に、みんなで力を合わせてすばらしいドラマにしようと日々さまざまな挑戦を続けてきました」。制作の様子を、さまざまな人と手を携えながら困難を乗り越えていく物語に重ね合わせ、「最終回の放送までしっかりと届けられるよう、引き続きがんばりますので、舞の人生を温かく見守ってください」と呼びかけた。

放送は、4月1日まで。