SixTONESのジェシー(26)が、ミュージカル「ビートルジュース」(8月4日初日、東京・新橋演舞場など)で主演することが19日、分かった。福田雄一氏と初タッグを組み、原作映画ではマイケル・キートンが演じたクセの強いキャラクターに挑む。

88年公開のティム・バートン監督が手がけた映画が原作。米ブロードウェーでは19年からミュージカル版が上演され、トニー賞8部門にノミネートされるなど話題になった。ジェシーは、死後の世界の厄介者で、バイオエクソシスト(追い出し屋)を名乗るビートルジュースを演じる。不慮の事故で命を落とし幽霊となったアダム(勝地涼)とバーバラ(愛加あゆ)の夫婦に荒唐無稽なアドバイスを伝え、現世への生き返りをたくらみ暴走する。奇想天外なコメディーだ。

ドラマや映画など多くの話題作を手がけてきた福田氏が演出を担当する。「テレビなどで見るジェシー君のエンターテイナーぶりはまさにビートルジュースの主役のそれです! 今から稽古が楽しみで仕方ありません」と期待を寄せた。

ミュージカル初主演のジェシーは「話をいただいた時は緊張しました」と明かした。「ビートルジュースは個性的な役柄ですし、ロック調の歌が特徴的なので、お客さんを引き込めるように福田さんとも相談しながら稽古していきたい。笑いすぎて涙が出るくらい面白い作品をキャスト・スタッフの皆さんと作っていきたいです」と意気込んだ。