市原隼人(36)が24日までにインスタグラムを更新。ドラマが2期放送され、映画も2本製作された主演作「おいしい給食」のドラマ第3期の制作が決定したと報告し「…もう、奇跡です。『おいしい給食season3』の制作が決定致しました!!!!!!」と歓喜した。

「おいしい給食」は、19年10月期に全10話放送され、20年3月には映画「劇場版 おいしい給食 Final Battle」も公開。連続ドラマとして2年ぶりの続編「-season2」が21年10月期に放送され、22年5月には2本目の映画「劇場版 おいしい給食 卒業」(綾部慎弥監督)が公開された。市原は給食絶対主義者の教師・甘利田幸男を演じた。劇中では、所属事務所スターダストプロモーションの後輩・佐藤大志(16)演じる給食マニアの生徒・神野ゴウと給食バトルを展開し、その壮絶さが笑いを呼んだ。

市原は「何もない所から始まったオリジナル作品を、こんなにも多くの皆様に愛していただきこれ以上ない感謝を申し上げます」と感謝した。「劇場版 おいしい給食 卒業」では、ラストで甘利田が函館に転勤が決まり、ゴウとの別れが描かれた。市原はシーズン3について「1988年の函館を舞台に、給食に翻弄され滑稽ながらも人間臭く懸命に生きる甘利田先生の姿から、時代に寄りかかり忘れかけている大切なものをお届けいたします」と紹介した。

そして「お子様から、人生のキャリアを積んだ方まで全てのお客様に向けた骨太のエンターテインメントを掲げ、連日、愛して止まないオールスタッフ&オールキャストと共に体力の限界を超える撮影に励んでいます。走り続ければたどり着く場所があると信じ、今作品を好いて下さる皆様へ精一杯の恩返しをするべく、恐ろしい程に作品に吸い込まれ、より一層この作品でしか表現できない振り切った自分と向き合っています。10月の放送開始をお楽しみ下さいませ!」とアピールした。

市原は「おいしい給食」への愛が深く、22年5月に都内で開かれた「劇場版 おいしい給食 卒業」完成披露上映会の檀上で満員の客席を見て、男泣きした。「シーズン2を見てくださった皆様に、エールを送る形が映画になりました。ひとえに好いて応援してくださる方のたまもの。必死に汗をかいて、製作スタッフと共闘し。どうやったらお客さまに楽しんでもらえるか…その気持ちで現場に立っていました。1回、泣いて良いかな…本当にうれしい、皆さんが来ていただくことが」と口にすると、涙をこぼした。